最後は優良株です。これは、次のように定義します。
「日本にとってなくてはならない地位を占めており、また、経営も好調な会社」
日本を代表するような企業。
トヨタやホンダ、松下電器、キヤノン、武田薬品、大手銀行、NTTなどなど。
これらの会社で経営も好調なところは、必然的に時価総額も大きくなり、まず倒産の心配もないといって良いでしょう。
このような会社では大きく株価が騰がることはなかなか無いのですが、次のような利点があります。
@配当金
一定の配当金が支払われるでしょう。
銀行の利率以上は支払われる場合が多いので、元本を安全に保ちたい場合有利といえます。
A市場平均と連動
市場平均が大きく上昇する際に、このような銘柄の株価も上昇します。
市場平均に投資するより、その中で自分の好きな企業に投資しておきたい・・・
そういう時にいいかもしれません。
また、長期に見た場合、このような企業の株価は安定して上がっていくでしょう。
優良株では、株価が10倍になるようなことはありません。
しかし、安定して成長が見込め、且つ配当も得られるという点では十分に良い投資先です。
その企業が、継続して「優良」といえるかどうか?
そのことに注意を払いながら、長期投資を続けるといいでしょう。