株式投資の勉強 財務諸表

Chapter 3 損益計算書

Chapter 3-2 損益計算書の見方

損益計算書は、期間ごとの会社の損益を示しています。
書式は一行で書かれていますが、その中身には”まとめの項”と”項目”の項があります。
左側がそれぞれのまとめ(損益計算結果)であり、右側が項目ごとの費用や利益・損失です。



[売上高]
商品や製品の販売金額

[売上総利益]
売上高から、売上原価を引いたもの。
売上原価とは、製品の仕入れ価格や、製造原価をさす。

[営業利益]
売上総利益から、販売費及び一般管理費を引いたもの。
販売費及び一般管理費とは、営業活動で使った広告費や会議費、役員・従業員の給料など。

[経常利益]
営業利益に、営業外の収益や費用を加えたもの。
営業外収益・営業外費用とは利息や有価証券の売却損益など。

[純利益]
経常利益に、特別利益や損失を加えたもの。
特別利益・特別損失とは土地の売却損益や受贈益、損害賠償など。

このように見ていくと、会社が利益を出すまでの間にいろいろな費用が絡んでいることがわかります。

もし、株価の代表的な指標であるPERが低くても、それが特別利益によるものだったら?
・・・そういうときは実際の事業価値はそれほど大きくないのかもしれません。

営業利益より経常利益のほうが大きい場合。
・・・この会社は本業より、財テクのほうが得意なの??

どういう理由で会社が利益を出しているか考えましょう。
ここでもいくつかの指標があります。

営業利益率

営業利益率(%) = 営業利益 / 売上高 ×100

企業の事業活動の「強さ」を表します。
徹底したコストダウンを実施した場合や、ライバルの存在しないような事業では高い営業利益率が見込めるものです。
同業他社と比較してみましょう。

株価売上高倍率(PSR:Price Sales Ratio)

PSR = 売上高 / 時価総額

株式時価総額と売上高を比較します。
PSRが低いほど割安であるという指標です。

株価収益率(PER:Price Earnig Ratio)

PER = 純利益 / 時価総額

株式時価総額と純利益を比較します。
PERが低いほど割安であるという指標です。

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