投資の勉強 投資信託

Chapter 1 投資信託のしくみ

Chapter 1-1 投資信託に関わる多くの会社

投資信託に投資する前に、投資信託とはどんな仕組みで運用されるのか、一度勉強しておきましょう。
欧米では、よくファンドマネージャーが話題になります。
ファンドマネージャーとは運用するファンドの資金をどの銘柄に投資するか?株なのか債権なのか?など、資金の運用先を実際に決定する権限がある人です。
我々個人投資家としては、手数料を支払うわけですので、ぜひとも実績ある人に運用してほしいですね^^
日本の投資信託ではほとんど話題になる人が少ないのが残念です。

さて、一般にひとつの投資信託にはいくつかの企業が関わります。
下図を確認してみてください。



通常、個人投資家として株式を買う際には、「売買手数料」のみで直接市場とやり取りをします。
これが投資信託になると、資金を運用会社に預け、運用会社が管理会社を通して市場とやり取りをすることになります。
多くの場合は、運用会社は他の投資顧問会社などと契約し、アドバイスをもらいながらファンド資産を運用することになります。
ファンドマネージャーとは、この運用会社に勤めておりファンドの総責任者のことを指します。

この際、ファンドの資産は運用会社ではなく、管理会社が保管することで万が一運用会社や販売会社などが破綻しても資産は守られます。

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