究極の分散投資として「ファンド オブ ファンズ」というものがあります。
これは、既に分散投資をおこなっている複数のファンドに対して投資をすることで、さらなる分散投資をしようという考え方です。
こうした投資信託は、個別銘柄の選択をせずに有力な「投資信託」を開拓して、「投資信託」のファンドマネージャーを「企業の経営者」のように見立てて投資先を探します。
なるほど、究極です。。
しかし、このような投資信託は私たちにとって利益あるものでしょうか?
私たちが投資信託を選択する場合、
「投資信託の運営方針が、私たちの納得できるものであること」
が、もっとも大事なことであると思うのです。
この点がおろそかになってしまわないでしょうか?
このようなファンド オブ ファンズを選択する場合、私たちが信頼できるのはファンド運営者のみです。
十分に信頼できるファンド運営者であれば、選択肢として選んでもよいのかもしれません。
また、あまり分散しすぎると、結局はインデックスと同じ・・・ということにもなりかねません。
インデックスと同じなのであれば、最初から手数料の安いパッシブ運用のファンドで十分なのですからこの点も注意しましょう。